【魂をゆさぶる毒書?はかりきれない教育本『オーマイ・ゴッドファーザー』】 | ザ・体験談【衝撃でした…】
久々に本を読んでこんな気持ちを
味わいました。

それは岡根芳樹さんの3冊目の著書である
『オーマイ・ゴッドファーザー』

「次は一風変わった教育本にするから❗️」

去年の早い時期から岡根さんご自身の口から
このことを聞いていたため、発売開始を知るや
ソーシャル・アライアンス社にて早速購入。

すぐに読み始めたところ…。

「…❗️」

というわけで今回はこの本のお話です♪

(岡根さんの簡単なプロフィールは、
こちらからご覧ください)

http://buzip.net/tokyo/master-369/president/

 

【半フィクションの激辛カレールゥ♪】
『オーマイ・ゴッドファーザー』は
このブログでも取り上げた岡根さんの処女作
『ライフ・イズ・ビューティフル』
わずかながら登場。

しかしながら強力な爪痕を残した
『常識を超越したお父様』岡根徹和さんを
モデルにした『岡根哲和さん』と
息子の『良樹少年』の物語です。

岡根さんのセミナーや講演などで逸話を
聞いたことがある人、また
『ライフ・イズ・ビューティフル』などを
読まれている人は…。

それだけでもう普通の本ではないことが
伝わるでしょう。

まぁ、『岡根さんの本』って段階で
普通のわけはないけど(笑)

哲和さんは少年時代、終戦を満州で迎え、
大混乱の中筆舌に尽くしがたいつらい体験を
しながらもなんとか日本へ戻っています。

それも影響し、とても強烈な個性を持つ
大人へと成長します。

その人がお父さんとなるわけですから
これはもう何も起こらないはずが
ありません!

なお本書は実際の人物やエピソードが
元となっていますが…。

『岡根徹和』→『岡根哲和』になっているなど、
それぞれ名前の漢字を1文字変えられている
ことがあらわしているなど半フィクションの
形がとられています。

前作『スタンド・バイ・ユー』も
ちょうどそんな感じでしたよね(*^^*)?

岡根さんの本は毎回目次からして強烈ですが
今回は特にすごい。

・子どもを子ども扱いするな
・変なことをしろ❗️変人であれ
・子どもに関心を持つな
・馬鹿力を磨け

…え?
あまりにかっとんでいて、もうこの段階で
気になり過ぎ。

同時にこれまでの著書にはあまりない、
なんだか怖い空気も感じて?
ちょっとドキドキ(^_^;)してしまいます。

さっそく開いて読んでみると…
1章1章がとっても濃い❗️

各章のページ数はそれほどでもないのですが、
その1つ1つがびっしり濃く、
しかもそれぞれのエピソードを
かな〜り圧縮して描いています。

それはまるで、激辛カレーをルウの状態で
食べるかのよう。

味わえるよう、ちょっとずつ薄めて薄めて。
…だからちっとも進みません(笑)

しかも岡根さんだけでも濃いのに、
本作は更に濃い、哲和お父さんが
フル登板します。

その相乗効果からどのような状態になるか?
それは容易に想像できますよね?

そして肝心の内容は…
これもホントメチャクチャ(≧∇≦)❗️

哲和お父さんの個性的すぎる解釈による
人生論、スタンスは端から見ると奇人変人、
人によっては育児放棄??

目次タイトルに負けない、いやそれ以上の
内容が本編には書かれています。

しかも本作を彩るのは一見お父さんに
まつわる面白エピソードなのですが…。

全体を流れるのは思わずコートを
羽織りたくなるような強烈なブリザード
なのです…。

 

【骨が折れる。だからこそいい】
どんな風にお伝えしようか、
最後まで迷ったのですが…
率直に言います。

この本は正直相手にするのに
かなり骨が折れる本です。

濃くて、個性的でそして流れでる
冬のエネルギー。

『ライフ・イズ・ビューティフル』が
楽しくてあたたかい4〜5月の春の陽気。

『スタンド・バイ・ユー』が
暑い一方で肝試しなどちょっと怖くて
ヒヤッとするイベントも盛りだくさんの
7〜8月だったとしたら…。

『オーマイ・ゴッドファーザー』は
確実に真冬

しかも日本の冬じゃなくて、
それこそ極寒の地・ロシアくらいの
強烈な冬です。

吹きすさぶのは『岡根哲和氏』の姿を
借りた岡根さんの強烈な主張。

前の2冊がテーマや主張はありつつも
読む者に答えを委ねていたのとは
打って変わって…。

とにかくとにかく主張する❗️

しかも基調となるのは岡根さんの
『夏のエネルギー』ではなく
哲和お父さんの
『冬のエネルギー』なわけなので…。

本音を言うと、読んでいるだけで
その強さに最初負けそうに
なりそうでした^_^;

本来内容の濃さや個性、ピリッとする
冬のエネルギーなどは本の味付け→
読者の興味をそそる刺激として
使うものですが…。

『オーマイ・ゴッドファーザー』の
それはもはや味付けというより、
読む人を試す、または拒否する壁のよう。

ほとんど最初から最後まで流れっぱなしです。

なんだか迫力のある表紙などからも
伝わってきますがこの本は
読みやすかった前の2冊とは異なり、
さらっと読むことはできません。

オーマイ・ゴッドファーザー

正直途中で投げ出す人も出そうだし
『読み物』として普通に考えると
少々「う〜ん」となるところなのですが…。

『なぜ岡根さんは、この本をこの形に
したんだろう?』

私はそのことが気になって、
逆に本を読むのを止められませんでした。

それは岡根さんは誰もが認める
『プレゼンの天才』だから。

そしてプロの絵本作家でもあり、
劇団を率いて脚本から監督までこなした
経験をお持ちの方だから。

つまりは

「こうすることによって人が
何をどう感じるか?」

人間心理を知り抜いている人であり、
今回の本もこのように書けば読んだ人が
どんな気持ちになり、どう思うか?

そのことだってなんとなく
わかってらっしゃるのです。

それなのにあえてこの形にした。
そこには強い意図があるはずなのです…。

って、その答えは実は冒頭に
ちゃ〜んと書いてありました(笑)♪

「人の心を蝕む猛毒は一見楽しそうに面白そうに
可愛らしく、そして正しそうにやってくる」

「だから毒には毒をもって毒を制するしか
方法はないのだ。世の中の薬というものは、
少量の毒のことでもある」

(以上、『オーマイ・ゴッドファーザー』
から抜粋)

えへへっ💕岡根さん、ごめんなさい♪
序文はさら〜っと読むタイプなので、
読みはしたけど意識に
残ってなかった〜( ̄▽ ̄)

激しいブリザードの中に感じるのは岡根さんが
日本や日本人の現状に感じている深い悲しみ、
憤り、怒り。…そして希望とやさしさ。

マジメでルールはにきちんと従えて、
でも枠にはまって心を蝕む猛毒にやられて
動けなくなっている今の多くの日本人。

それは哲和お父さんとは逆の存在。

ムチャクチャでも誰の言うことを
聞かなくても、家族のことは死ぬ気で守る。

本質を頭ではなく、心で感じ、行動で実践する。

いつの間にやらぬるま湯の中の生活に
慣れてしまっている日本人。

だから怖さを感じるとすぐに逃げ出しますが、
やさしい言葉ではだらけた心には響かない。

「お前ら何やってんだ❗️このままでいいのか⁉️」

岡根さんは哲和お父さんの姿を借りて、
自分と哲和お父さんとの対話という形で
読む人にその言葉を叩きつけ、
目が醒めるようにビンタをしてくれている。

そのように感じられるのです。

やり方が正しいとか正しくないとか、
本がベストセラーになるとかならないとか、
そんなことは関係なく。

私はそれなりに冬のエネルギーには耐性が
あるのですが(笑)
さすがにあの猛吹雪はきつかった^_^;

それでも一気に読んだのは、
ブリザードの中にある
『本当のやさしさ』
感じられたから。

よさそうな言葉を並べ立てたり、
悟った風な言い方でした正しそうなことを
語る人や本は巷に溢れかえっています。

その大半は人にすごい人と思われたい、
多くの人に尊敬されてその上でできれば
お金を儲けたいという心理が
見え隠れしています。

欲を捨てろ❗️自我を捨てろ❗️
な〜んて言う気はさらさらありませんし、
承認欲求やお金を儲けたいと言う気持ちは
人である以上多少は持っていてもいいと
思いつつ…。

上記の理由で書かれたものに、
価値あるものはほとんどないのが現実です。

だって、みんなにウケるように
書かれているんですから。

そんな状況にまさに毒を持って切り込む。
まさにこの本は『毒書』だな〜と思います。

岡根さんはこの本を
暑くて陽気なトンガ王国で書かれています。

トンガでの楽しくもハプニング続出❗️の
おもしろすぎる1ヶ月間の滞在記を
聞いていただけに、その裏でこの本が
書かれていたことに驚きます。

まさに光と闇。

トンガ王国とそこにする人たちの
強烈な光と熱風を浴びたからこそ…。

もしかしたら
『オーマイ・ゴッドファーザー』は
このような闇とブリザードをまとうことに
なったのかも?

そんなことさえ思えてきます。

 

【広がりつづける、よき波紋】
本書とは少し離れてしまうかもしれませんが、
私は個人的に哲和お父さんにお礼を
言わなくてはいけません。

岡根さんに、闇を持つことを教えてくれて
ありがとう、と。

ブログを読んでくださっている結構な人が
もう気づいているかと思いますが、
もし人の心を光と闇に分けるとしたら、
私はかな〜り闇部分が多いです(笑)

前世で何かあったんでしょうか^_^;??

小さな頃から多分人よりちょっと闇多め→
更に闇を強化してくれそうないろんな
イベントに小さい頃から割と遭遇したため
そんな配合に♪

ただし多くの人は闇が大嫌い。

ちょっとでもそれを見るととても怖がるため、
私は自分の大半の部分を隠して、
生きていかざるを得ませんでした。

誰もが見ただけで、「消せ」とか
「なくせ」というもの。

しかし自分の中の一部として確実にあるもの。
これをどうすればいいのだろう?

そんなことを思いながら人知れず悩んでいた頃、
岡根さんが講師をつとめる
『マスタークローザー養成講座』
に参加しました。

最初のスピーチを終えた後、言われた言葉が

「いや〜、君はすばらしい闇を
持ってるね❗️」

…文字だけさらっと見ると、まるでイヤミか
イジメみたいな印象ですが(笑)
岡根さんはこの時、

「いや〜、今の4回転はすごい✨✨❗️❗️」

まるでフィギュアスケートの解説者が
羽生結弦くんの演技を絶賛するかのような、
とてもきれいなものを見たかの
ような言い方をされたため…。

とても驚きました。
そして同時にものすごく嬉しかったのを
覚えています。

今まで、そんな風に言ってくれた人、
誰もいなかったから…。

岡根さんはこの発言の後で、本書に書かれて
いるように闇や毒にも必要なものと
そうでないものがあること。

だからこそ闇をうまく転換させたり、
コントロールすることを覚えるといいと
教えてくださいました。

…まぁ、かなり前のことだし、岡根さんは
直感型の方なので、ご本人はもう
覚えていらっしゃらないかもしれないけど(笑)

この時岡根さんがかけてくださった言葉や
アドバイスは私に自分の闇と正面から
向き合う勇気。

被害者ぶるのをやめて必要のない毒、
『恨み』や『怒り』を取り除いていくことを
決意し、行動していくきっかけとなりました。

もちろんたくさんの人からサポートを
いただいていますが、岡根さんの
あの言葉がなかったら…。

私は今でもいいものも悪いものも一緒くたにし、
自分にフタをして生き続けていたでしょう。

闇を持つってどういうこと?

それはその後のセミナーなどで細切れに話を
聞いていたのですが今回良樹少年とその妹
比沙子ちゃんとのちょっと悲しいエピソードと
共に知ることができました。

出来事自体は悲しいのですが、つらい経験から
培われた哲和さんの教えは
心やさしき息子さんに引き継がれ…。

何十年か後に縁もゆかりもない私の心を救い、
そして、もしかしたら今度は私が誰かを
助けることになるかもしれない。

哲和さんもまさかそんな『波紋』が広がるなんて
想像もされていなかった…というより、
そもそも広げるおつもりなんて
さらさらなかったと思いますが…(笑)

このことに世の不思議とおもしろさを感じます。

 

【読み方はあなた次第♪】
そのような本のため、
誰彼にオススメはできません(笑)

ガッチリ構えなくてもいいけど、読む方にも
多少の心構えが必要です。

一方で世の中に溢れかえっている
『やさしい猛毒』に気づいている人。

少々きつくても自分を見つめ直し鍛えたいと
思っている人。

岡根さんの講演や過去2冊の本を読んで
理屈ではないところでなんとなく心を
動かされた…。

そんな人はぜひ手にとり、
挑んでみてください。

「なんだか読むのに骨が折れる」

ほんの少しではありましたが、
そう感じてしまった自分を後で反省しました。

あぁ私、岡根さんの気持ちをわかってなかったな。
まだまだ鍛錬が足りないなぁと。

ただし。その上でこの本をどう読むか?」
についてはまさにあなた次第だと思います。

私は全体を通して読んだ後、
『心に闇を持て』の章をひたすら、
しつっこくしつっこく、それはそれは
しつこ〜く読んでいます(笑)

本編253ページ中、たった17ページしか
ないのですが、私にとってとっても大切なことが
書いてあり、なおかつまだまだ理解が浅く、
よくわかっていないところも多いため。

それに…比沙子ちゃんと岡根さんの
エピソードが胸がちょっと痛んで
悲しいけど、同時にとても美しい。

このエピソードを読むと
『ギルバートグレイプ』という
アメリカ映画の1シーンを思い出します。

心やさしき主人公のギルバートが
重い知的障害を持つ弟アーニーを思わず
殴ってしまうシーン。

ギルバートはアーニーをとても深く愛して
いるのですが、事実上アーニーを含めた家族の
世話に日々追われ、自分の人生を生きられない。

それがある出会いや変化を通して人生の岐路に
立ち、いろんなことが勃発。

そのことを悩んでいるのに、アーニーは
ちっともそれがわからずとにかく
ワガママ放題で…。

でもギルバートはすぐに自分の過ちに
気がついて、アーニーを抱きしめて何度も謝る…。

…今思い出して書いているだけで思わず
マジ泣きしてしまうほどの名シーンです(笑)

もちろん岡根さんは比沙子ちゃんを
殴ったりはしていませんが、家族ゆえの
いらだちなど、根底の思いは共通していると
考えています。

岡根さん達についてはお互いに子供で
まだ未熟だからこそ…というのもありますし、
私も改めて弟や家族との関係を振り返りました。

豪快エピソードや笑える話、熱い話も
好きだけど…。

私はやっぱりこういう悲しくて胸がぎゅっと
なると同時にとても美しくて、ふっと
我が身を省みることができる話が好きなのです。

…やっぱり闇寄りだな、私の感性(笑)

 

【はかりきれない『毒書』】
ここまで書いてて、やっぱり文章
まとまらなかったな〜と思う私が
います(笑)

とにかく魂がいろいろ揺さぶられる
んだけど、それが何かと明確に
定義することがとってもむずかしい。

誰もが読む本でもない。
でも伝えたい。
そしてまた読みたくなる。

『オーマイ・ゴッドファーザー』は
そんな、はかりきれない本なのです

えっ?

「本の具体的な内容は?」

ですって?

それについては実際に読み、ご自身で
確認されることをオススメします♪

それこそ一章ごとにブログ1記事
書かなきゃいけないくらいの内容ですので。
さすがにそこまでは…^_^;

ただし、これから読まれるあなたに
1つお伝えしたい言葉があります。
それは、

「信じるな。疑うな。確かめろ」

ブログで書いてきたように、
この本は岡根さんの強力な主張本です。

おっしゃっていることは一風変わっている
ようで、実はとても筋が通っていますし、
岡根さんのテクニックや
強烈な冬のエネルギーから、ついつい

「そうだ❗️その通りだ❗️」

書かれていることをそのまま受け入れそうに
なる人もいると思います。

だからこそ、いきなり受け入れるのではなく
まずは『体の前で受け止める』

その上で内容を吟味し、色々考えて
どうするか決めてください。

もちろん岡根さんの主張や思いを、
無視したり否定するわけではありません。

『自分に向けられた正しそうなもの、
筋が通った強い主張は考えなしに受け入れる』

私達は長年の繰り返し反復でこのことに
慣らされてしまっています。

しかし盲目的にに受け入れるというのは、
実は芽が出る見込みのない種を植える
ようなもの。

またはある程度育った観葉植物を
なんとなくよさそうだから名前さえ
知らないまま、置いてしまう状態
でしょうか?

本当に豊かな心を得るためには、
心に新しい芽を出すには、じっくり吟味し、
自分の考えや経験とも照らし合わせ、
自分のものに変化させる必要があると
私は考えています。

それに私達は岡根さんのように『当事者』
にはなれないけれど、その一方で
『客観的な視点』を持つことができます。

例えば本の冒頭に登場した電車内で
子供を見るのはそこそこにスマホに
熱中していたお母さん。

当然私は実際にその光景を見てはいませんが、

「岡根さんの主張はもっともだな。
その上でこういう考え方もできるかもしれない。

このうちはご主人が忙しく、核家族で
2人の親も離れて住んでいて、このお母さんは
いつもほとんど1人で子供の面倒を
見ているのかも?

24時間ず〜っと。
さらに内気でママ友も少なく、
もしかしたらスマホと向き合うことが
唯一のほっとする時間。

そして今実はとても疲れていて
そのためついついスマホを見てしまう
のかもしれない」

そんな可能性も考えてしまうのです。

もちろん本の内容をそのまま入れたいと
いうのなら、それも自由です。

その上で本から受け取った内容を考え、
膨らませ、あなたの考えを育てていく。

岡根さんご自身もご自分の考えを読んだ人が
鵜呑みにするのではなく、そういったことを
してくれることを願っているのだと
私は思います。

あなたがこの厳しくも素晴らしい『毒書』と
向き合い、あなたの人生の方向性を整えたり、
変えるきっかけになったらと思います(*^^*)

読まれたらぜひぜひ感想や思い(笑)を
お話しできたらと思います!

 

『オーマイ・ゴッドファーザー』
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