【人生と想いを縫い合わす~賀子さんの『簡単素敵』洋裁教室~】 | ザ・体験談【流行の波の片隅で…】
大雪だ❗️寒波だ❗️と大騒ぎしている間に
カレンダーはいつの間にか3月に。

まだまだ北海道や東北は極寒だとは
思いつつ、気付いたら底冷えする寒さは
ちょっぴりおさまり、コートは前を
開けて着ることが多くなり、

「そう言えば春物買ってなかったなぁ…」

…ふと思い出す時期でもあります。

そんな私達の心を見透かすかのように巷では
様々な春の装いが鮮やかに花開きます。
流行に合わせることが主流のその片隅で、

『末長く、大切に着る』

ことを1つのテーマに開催されている
シンプルですがとても美しく咲いている花が
あります。

それが斉藤賀子さんによる
不定期開催企画・『簡単素敵』洋裁教室です。

 

【斉藤賀子さんとの出会い】
この企画を知ったのは
株式会社ビーコムコミュニケーション
三ツ谷佐代子さん(以下、さよさん)から。

さよさんは多忙な活動のかたわら、
その幅広い人脈を生かしつつ、食事会など
様々なイベントを企画されています。

「ねぇ、自分の手で1から夏にちょうどいい、
麻のワンピースなんかを作れたら、
ステキだと思わない?」

作品はほとんど未完に終わるけど( ̄▽ ̄)
中学時代は手芸部だったりと、実は手芸は
大好きな私。

そのため、さよさんの発した上の言葉に
惹きつけられまくり♪

ざっくり聞いてみると、なんでもさよさんと
以前からお仕事をしていたパタンナーさん。

※パタンナー…デザイナーの画を基に実際に
使われる型紙(パターン)を起こす人のこと。

その人がミシンを久しく使っていない人でも
洋服が縫えることをテーマに

『本格的だけど1日で洋服が作れる洋裁教室』

を開催したいと前から思っており、
さよさん主催でその企画を実現させることに
なった、ということでした。

「ミシンの数とかもあるから定員4人に
なるんだけど、えなちゃんも参加する?」

一応サンプルを写真で見せていただいた
ところ、そこにはシンプルだけど
かわいいデザインのワンピースが✨

「はい、ぜひ参加させて
くださいっ(≧∇≦)✨✨」

すぐに参加表明させていただきました♪

ちなみにその参加費は…。

と、その前に実際のイベントについて
お話しましょうかね?

というわけで2016年5月。
私は都内某所の会場に。

中に入るとさよさんのほかに、おしゃれな
ジーンズ生地のワンピースを身にまとった
やさしそうな女性が忙しく動き回られて
いました。

その方がプロのパタンナーであり、
『簡単素敵』洋裁教室の講師
斉藤賀子さん(以下、よりこさん)でした。

さっそくご挨拶。
そして気になったので聞いてみたところ
本日のワンピースはやはりよりこさん
ご自身がリメイクして作ったもの
だということ。

「わ〜すごいっ(≧∇≦)✨」

今回はもちろんそれは作らないのですが、
このことを聞いただけでもなんだか
ワクワクしてきます。

その日はちょうど定員の4人が参加♪

洋裁教室2
開始時間となり、よりこさんの指示の元、
まずは

・見本のワンピースを試着しての採寸。
・それをふまえてのパターン(型紙)の修正。

が行われます。

単に裾の長さだけではなく、
腰回りやそで丈など各ポイントを
それこそ0.5センチ単位で。

本人の希望をふまえつつ、
よりこさんはもちろん、
ファッションセンス抜群✨のさよさんの
チェックも入るため…。

その人の体型や好みにぴったりあった、
まさに自分専用。

プロの見立てによるオーダーメイドの
型紙が完成します♪

これだけですでに価値ありすぎ✨
まずい、こりゃ太れない〜( ̄▽ ̄)✨

さらに例のごとく、詳細は聞きもしないで
ほぼ直感で申し込んだため(笑)
ちっとも知らなかったのですが…。

見本のワンピースを初めて間近で見て
気づいたのは、このワンピースが

『両ポケット&首回り部分に芯を
しっかりはった』

非常に本格派✨✨なものであったこと。
念のため聞いてみたところ、

「うん、これ作るのよ」

さよさんから驚くべき回答が❗️
1日で仕上げるということで、てっきり

『ポケットなし&首回り部分がてれれ〜ん』

とした本当にカンタンなものを作るのだと
ばかり思っていたため、本当にびっくり❗️

それだったら気軽に着られると同時に、
割とフォーマルな場でも着用可能。
当然ポケットにいろんなもの入れられますし♪

「あまりにカンタンに作れるもの作っても
しょうがないしね〜。どうせならきちんと
したもの作った方がいいじゃないですか(*^^*)?」

と、よりこさん。

すっごい笑顔だけど…。
この人たち、本気だっ(≧∇≦)

まだスタートの段階なのに、
さよさん&よりこさんのさらっと言い切る
その姿にかっこよささえ覚え始めました…💕

しかしこの時私は気づいていなかったのです。
『そのワンピース』を他でもない、
私自身が作るということに…(笑)

さてさて本編に戻ります。
自分用に調整してもらった型紙に合わせて
参加者はそれぞれの布を切ります。

生地持ち込みもできたのですが、
初回ということで

『スプリングかオータムカラーのイエロー』

という希望を伝え、布はよりこさん達に
選んでいただきました♪

その結果渡されたのはオータムの黄色
(イチョウ色)の布。

洋裁教室_裁断

ジョリジョリジョリ♪ジョリジョリジョリ♪

よりこさんにチェックしていただきながら、
型紙通りに線をひき、カーブに気を
つけながら慎重にそれを切ります。

その時…

「あぁっ❗️」

…皆さま、ご安心めされよ。

さぞや期待されたでしょうが、
これはわたくしの声ではござりませぬ(笑)

声を出したのは参加者のおひとり。

「よ、よりこさんどうしましょう?
つい布を切りすぎちゃいました(T . T)」

「…とりあえず見せてもらえます?」

よりこさんはその『切りすぎた』と
言われた布を素早くチェックし、
すぐに一言。

「あっ、これは大丈夫♪
修正できるからちょっと待ってて
くださいね(*^^*)」

これがそれから何度も何度も聞くことになる
よりこさんの

「こんなの大丈夫(*^^*)♪」

を聞いた、初めての瞬間でした。

 

【ミシンの世界のベンツに乗って?】
この洋裁教室は『みんなで合せて一緒に作業』
していくのではなく

『出来る人から出来るところをやっていき、
ポイントポイントでよりこさんに見てもらう』

というやり方で進んでいきます。

参加者の熟練度はそれぞれ異なり、
よりこさん繋がりのプロの手芸作家の方や
あちこちで手芸イベントに参加している人が
いらっしゃる一方で…。

義務教育終了後全くミシンを触らなかった人、
そして何より私のような

『不器用な上に飽き性な面倒クサガリ〜ノ✨』

という、

「そもそも何で来たんじゃい❗️」

レベルの無謀な人が紛れ込んだため(笑)
この対応はまさに適切。

ただしミシンは1人1台貸し出しという
大盤振る舞い。

しかも…。
それは職人御用達ミシンブランド
JUKIのミシン

まさに『ミシン界のベンツ✨』。

普通に買おうとすると、
安くてもジャ○メの家庭用ミシン2~3台分は
くだらないJUKI様♪

それをド素人の私が使わせていただく日が
くるなんて…(T . T)

「うわ〜すごくスムーズで使いやすい…。
しかも装着されたこのレバーを
右ひざでちょっと横に押せば、
糸切りカンタンにできちゃうんだ✨」

まるで買ったばかりの車に乗って、
運転を楽しみつつ、ボタンやら何やらを
押しまくるドライバーのごとく…。

私もすっかり大はしゃぎ♪

全くムダに糸切りをしたくなる欲望(笑)を
抑えつつ、布を縫い合わせて行きます。

しかもこれまた職人仕様のロックミシンまで
持ち込まれ、万全の体制となりました。

 

【まるで運動部の夏合宿?
トラブル続出❗️縫製作業】
そんなわけで縫製作業に突入したのですが…。

『両ポケット&首回り部分に芯を
しっかりはったワンピースを
手芸初心者が作る』

と言うのは、登山初心者が富士山登頂を
目指すようなもの。

いかに講師が優秀であっても、
すばらしい道具や地図が揃っていても、
やっぱり失敗やトラブルの類からは
逃れられないわけで…。

案の定、イベント中には幾多のドラマや
ハプニングが生まれました〜( ̄▽ ̄)✨

指を針でブッ刺したり、ワンピースの袖を
すぱっと切り落としちゃった(≧∇≦)
などという究極にドラマチックな展開✨は
残念ながら(?)起こらなかったものの…。

線は引いてても間違ったところを
つい縫っちゃう、曲がっちゃう。

ロックミシンが行き過ぎて布がキワキワに。
逆に甘すぎてロックがかからない…。

本当に枚挙のいとまがなく、細かく書くのは
省略させていただきたいレベルで事件勃発❗️

事件の度にわたわたヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3
してしまう参加者の周囲を飛び回り、
おだやかに奮闘されていたのは
我らがよりこさん♪

「あああっ、よりこさ〜ん( ̄◇ ̄;)❗️❗️」

参加者の悲鳴(?)を聞きつけては

「あっ、こんなの大丈夫(*^^*)♪」

笑顔を浮かべつつ…。

持ち前の技術力に加え、
数々の『秘密兵器』をどこからともなく
取り出しては完璧に対処する姿は、
まさに『リアル版ドラえもん』。

最初の方こそ人一倍わたわたして
いたものの、焦らず慌てず、
時にありえない失敗さえ犯す
参加者を責めることも裁くこともなく。

かつひらりと問題を解決していく
よりこさんと接していくうちに、

「仮に失敗しても、
よりこさんがいるから平気だよね♪」

思わず『野比のび太メンタル』に(笑)

「ゆっくり落ち着いて、
作業すれば大丈夫。心配いらない♪」

実際、後半にいくにつれ芯の部分など
やや細かくて難易度の高い部分を
縫うことになったのですが、
落ち着いて縫うことができました。

それでもミシンの針を折っちゃったり、
ちょっぴり失敗しちゃったんだけど♪
あわあわメンタルだったら
とても作業できなかったと思います。

「大丈夫?ここ手伝おうか?」
「あ、う〜ん。…とりあえず自分で
やってみます(≧∇≦)✨」

安心感があるからこそ、チャレンジできる。

そして…。

「えなちゃん、今どの辺り?」

「私、今ここ縫ってます。○○さんは?」

「私はこっちを先にやってる。
お互いもうちょっとだし、頑張ろうね♪」

「よしっ❗️完成✨」

「おおっ❗️△△さん、完成したんですね✨
おめでとうございます(≧∇≦)」

バラバラに作業していても互いの状況が
見えるため、楽しくおしゃべりしながらも
いつの間にかなんとなく心で支えあい、
最後には励ましあっていた(笑)参加者達。

結局初回ということもあり、
予定されていた時間よりオーバーして
しまいましたが…。

『最後にミシンを触ったのは何十年前』
という方も含め、皆がワンピースを
完成させることができました。

「みんなでやったから
完成までできたのよね。
1人だったらとってもムリ」

最後にさよさんが
そっとおっしゃってましたが、
まさにその通り。

空気はふわふわ4月中旬の春の陽気なのですが
まるで運動部の夏合宿のごとく…。

1人でやったらきびしいメニューでも、
みんなと笑いながらやれば乗り越えられる。

そんな気分でございました♪

…それから数ヶ月の第2弾。

洋裁教室はパワーアップし、
なんと2種のワンピースとブラウスの中から
1つを選びんしゃい❗️という悩める状況に❗️

「アジアンなパンツに合うブラウスがほしい💕」

ということで最終的にブラウスを
選択しました〜。

「色々と道に迷っていた(笑)」

前回よりミシン使いもましになっていましたが、
疲労&睡眠不足だったため、
途中で一旦ダウン^_^;

それでもよりこさんにお力添えいただきながら、
無事完成しました♪

洋裁教室アジア風ブラウス

その次は残念ながら
参加できなかったのですが(T . T)
そちらには私のイベント参加の投稿を見て
興味を持ったお友達が参加。

私が作ったものとはデザインの違うブラウスや
冬ということもあり、ウールのジャケットが
選択肢の中にあり❗️実際に作った方も
いらっしゃいました✨。

不定期開催の形をとりつつ、
毎回バージョンアップしながら洋裁教室は
この春も開催されます。

 

【参加費&イベントに参加するには?】
洋裁教室に参加してつくづく思ったことは

・布から服一枚仕上げるだけでも実際には
かなり大変❗️

・だからこそ服には本来『重み』があり、
特に体に合うように調整された服は、
体型が大きく変わらない限り(笑)
末長く着ることができる。

『ワンピースやブラウスを1日で仕上げる』

【簡単】と銘打ちながら、ホントのところは
割と荒業の企画ですが…(笑)

先ほども少し書きましたが
それでもつらい…とならないのは
その場に集った人達と楽しみながら、
おしゃべりしながらできるからに
他なりません。

あ、そうそう♪
そう言えば参加費のことをお伝えして
なかった〜(≧∇≦)

・プロのパタンナーによる採寸及び
オーダーメイドの型紙を使用&プレゼント。

・そのプロのパタンナーによる
完成までの完全サポート。

・4人までの少人数制。

・JUKIのミシンなどプロ仕様の道具は
全て先方がご用意。

・お茶やお菓子などがいただける♪

まさに至れり尽くせり♪

ここまでしてくださった上での参加費は…。

な、なんと驚きの5000円っ
(2017年3月現在)❗️❗️❗️

ワンピースやブラウスの生地などの材料費は
当然ながら別途料金となります。

もっとも持ち込みOKですし、
仮にお願いしたとしても営利目的ではないので
品質を考えるととってもお手頃。

…というかすでに申し訳ないレベル。

「よりこさん、もっと参加費も材料費も
値上げしちゃってください(T . T)✨」

思わずご本人にそう言ってしまったほど(笑)
です。

このご恩はいつかお返しするとして♪(´ε` )
ここまで読んで参加したいと思ったあなた。

その場合は講師である斉藤賀子さん、
主催者である三ツ谷佐代子さんに
お声がけいただくか、
私の知り合いの人は私までご連絡を♪

さっきもちらっと書きましたが、
本講座に関してはすでにお友達を1人
紹介させていただいています(*^^*)

「なんとなく興味はあるけど…。
普段ミシンとか使わないし。
ちゃんとできるかどうか不安」

そんなあなたもご安心ください。

皆さんのサポートを受けながら、
何と言ってもこの私が
完成させていますので(笑)

これだけでもう証明としては十分( ̄▽ ̄)

流行を追い、その時その時の
流行りの服を着ることを
私は否定しません。

服にはそれこそ色々な楽しみ方が
あると思っていますし私自身も
そんな楽しみ方もしていますので。

その上で、ちょっと手間がかかるし
微妙に縫製が曲がっていたとしても(笑)

愛着ができて手放せない、
そんなお洋服があなたの家にあるのって
なんだかステキじゃありませんか(^_-)-☆?

効率やスピードではなく。

1から作られ、貴重な人生のひと時と
たくさんの想いが縫い合わされた服を
あなたが手に取る瞬間を、そこに宿る
感情をあなたが感じる瞬間を。

それを先に味わった者として
勝手に心待ちにしております~♪

…ふふふ、しかしそろそろ再参加しないと
いい加減ミシンの使い方忘れそう(笑)